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鹿児島県牛削蹄競技大会が日置市で開催

平成27年7月1日の南日本新聞によりますと、
6月20日に第29回鹿児島県牛削蹄競技大会が日置市で開催されました。
鹿児島県の削蹄師約330人が所属する、県牛削蹄師会の主催です。
出場者は30人で、筆記と実技に挑みました。
今回の優勝者は出水地区長島町の宮瀬亮太さん。
削蹄歴5年で、家族とともに年1万頭削蹄しています。
8月に熊本で行われる九州大会には、上位8名が出場します。
削蹄とは牛のひづめを削ることで、肉用牛や乳牛の健康管理には欠かせないものです。
最低、年1回は削蹄が必要です。
ひづめの状態が悪いと、牛が立つことが困難になり、肉質や乳量にも影響が出ます。
鹿児島県では、若手の実力者も増えており、2年前の大会では日本一にもなりました。
前回優勝者による模範削蹄が披露され、削蹄技術の研鑽に役立っています。