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枕崎空港閉鎖

平成3年1月に開港した枕崎空港が、平成25年3月31日に廃港となりました。
今後は、跡地にオリックスと九電工が計画する大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業が行われる予定です。
枕崎空港は、その他の空港(旧その他飛行場)として、全国初のコミューター空港でした。
鹿児島空港が鹿児島県北部に位置するため、南部の空の拠点として期待されましたが、三島村薩摩硫黄島飛行場との間のチャーター路線も平成15年に撤退しました。
その後は一般旅客が利用できる就航路線はなく、平成10年代から維持が困難になり、平成15年には刑務所を跡地に誘致する計画もありましたが誘致は失敗しました。
枕崎市の財政負担は大きく、22年で幕を閉じました。

平成26年9月1日に、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の竣工式が開催され、同日、運転を開始しました。
枕崎市の枕崎空港跡地に、オリックス(東京)と九電工(福岡市)が建設したものです。
発電所の最大出力は8218キロワットです。
敷地内には天文台も設置されました。