全国牛削蹄競技大会で快挙
平成25年11月6日の南日本新聞によりますと、全国牛削蹄競技大会で、鹿児島県は15年ぶりに優勝しました。
削蹄は牛の健康維持に不可欠な作業で、年に2、3回は必要とされています。
大会は水戸市で10月25日に開催され、各地方大会の上位24人が出場しました。
体重約700キロのホルスタイン牛の脚を抱え、四肢のひづめを専用の鎌で削る実技と筆記試験が行われます。
優勝者は、曽於市の深見哲久さんで、鹿児島県としては15年ぶりの3回目の優勝です。
深見さんは、鹿児島県での優勝は2回。
削蹄32年の平澤津美朗さんの弟子で、修行6年目の快挙です。
畜産王国の曽於地区(曽於市、志布志市、大崎町、鹿屋市輝北)には24人の削蹄師がいます。
深見さんは現在曽於市内の肉用牛を中心に、年約2300頭を手がけています。