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海上保安庁が奄美大島沖に海底火山を発見

平成25年10月9日の南日本新聞によりますと、海上保安庁は9月10~17日、測量船「拓洋」(2400トン、29人乗り組み)で、奄美大島沖の「第1奄美海丘」で海底調査を実施しました。
4月に測量船「拓洋」に導入した自立型潜水調査機器(AUV)「ごんどう」が潜水を行いました。
その結果、奄美大島沖北西約70キロに海底火山があることが分かりました。
調査場所の「第1奄美海丘」は約30年前に発見されていましたが、詳細についてはこれまで不明でした。
今回の調査で、海丘最浅部が推進245メートルであることが判明され、直径1.6キロのカルデラや中央火口丘を発見しました。
海底から40~50メートルの高さで音響画像を撮影した結果、中央火口丘内にはくぼ地が2カ所あることがわかりました。
また、熱水やガス噴出を示唆する画像を得ることができました。
岩石の性質や熱水温度などは測定していませんが、活動中の可能性があるということです。