Idea
02ten

トイレで目の体操を


2015/09

手足や腰に関しては、ストレッチなどを心がける人は多いはずですが、目の体操を行う人は少ないように思います。
顔を動かさずに、目だけを動かし、凝ってしまった毛様体の筋肉をほぐす体操です。
しかし、頭でわかっていても、なかなか習慣にならないのが通常です。
どうすれば習慣になれるでしょうか?
体操をする場所を固定するのも、ひとつの手です。
また、その場所が1日に必ず何度も訪れるなら、少なくとも1日に1回はやれそうです。

適切な場所が、トイレです。
トイレに入って座っている間、壁に向かって目の運動をすればいいのです。
ただの壁よりは、目が追うものがあったほうがやりやすいものです。
便利なものがあります。
マスキングテープです。
様々な絵柄、幅があり、手ごろな値段ですし、何より、壁に貼ってもはがしやすい点が最適です。
無地やドット、縞模様ではなく、目で追いやすい絵柄がお勧めです。
座った正面の壁の幅いっぱいに、横に4本ほど、マスキングテープを間隔をあけて、貼ります。
うまくいかなかったら、貼りなおせばいいだけです。
トイレというものが、狭い空間であることはありがたいことです。
マスキングテープが足りなくなることは、決してありません。

貼って満足するのではなく、さっそく目の体操をしてみてください。
上のテープから下のテープまで図柄を顔を動かさずに目で追ってみたり、
あるいは、1番上のテープから1番下のテープへとジャンプしてみるなど、さまざまな体操を自分で考案してみてください。
絵柄が飽きたら、別のテープに替えるのも簡単です。
残ったマスキングテープの利用法は、いくらでもあることでしょう。