Idea
02ten

非常用品は玄関に

2015/09

9月は防災の月。
家や職場に非常持ち出し袋を準備しているかどうか、中身は、などの新聞記事が出るのがこの月です。
まずは、非常持ち出し袋を準備することだと思います。
次に必要なのは、置き場所ではないかと思うのです。
どんなにきちんと準備しても、いざというときに持ち出せなくては何の意味もありません。

非常持ち出し袋は玄関に、というのが私の考えです。
場所が決まっていれば、慌てることはありません。
何より、脱出口に近いほうが、時間が無駄になりません。
さて、置き場所です。
靴を履く時、椅子があると便利だと言われます。
実際、玄関に椅子を置いている人もいます。
椅子と持ち出し袋の収納を両方兼ねるものを考えるのはどうでしょうか。
いわゆる長持ちタイプのものです。
子どものおもちゃ入れにもそういう形があります。
箱の中は収納になり、蓋を閉じるとクッション付きのスツールといったようなものです。
器用な人なら、作ってみてもいいかもしれません。

玄関にそういうものを置く場所はないという人には、発想の転換をお勧めします。
玄関の靴箱をきれいに掃除し、靴を置くことをやめるのです。
そのかわりに、非常用の品を入れます。
靴箱でしたら、持ち出し袋以外にも、いざというときの品を入れることは可能です。
靴箱の隅に押し込むというのではなく、潔く、靴には出て行ってもらうことをお勧めします。
両方が共存するような妥協案だと、結局、どちらにも大してメリットがなくなるからです。
居場所を失った靴たちは、きれいに磨かないと、持ち主の部屋に入れてもらえないでしょう。
靴をきれいにする習慣もつきそうです。
何年もはかなかった靴を、改めてどこかにしまうほど、持ち主は寛大ではありません。
結果的に、靴の整理にもつながります。
靴箱というものは、ひとり暮らしの人以外は、誰かひとりの靴で占領されていることが多々あります。
皆が、自分の靴に対して責任をもつ良い機会にもなりそうです。