02ten
Compile

株式会社九州ファイナンシャルグループの設立までの流れ

株式会社株式会社肥後銀行と株式会社鹿児島銀行HP、及び平成27年3月28日の南日本新聞によりますと
設立までの流れは以下の通りです。

平成26年11月10日
株式会社肥後銀行と株式会社鹿児島銀行間で「経営統合に関する基本合意書」を作成しました。

平成27年3月27日
肥後銀行、鹿児島銀行それぞれの取締役会において、以下のことを決議しました。
・両行の完全親会社となる「株式会社九州ファイナンシャルグループ」の設立(本株式移転)すること
・株式移転の効力発生日は平成27年10月1日とすること
・ただし、前提は、両行の株主総会の承認及び関係当局の認可等を得られること
そのうえで、「経営統合に関する基本合意書」に基づき、肥後銀行、鹿児島銀行間で「経営統合契約書」を締結しました。
また、「株式移転計画書」を共同で作成しました。

平成27年6月23日
肥後銀行と鹿児島銀行で、各行の株主総会が開催されました。
両行ともに、株式会社九州ファイナンシャルグループに関する議案が承認可決されました。
その結果、経営統合が行内で正式に決定しました。

平成27年10月1日
8月19日に、九州財務局に対し、肥後銀行と鹿児島銀行が認可申請書を提出しました。
金融庁が審査し、
9月30日に九州財務局が、肥後銀行と鹿児島銀行の共同持ち株会社「株式会社九州ファイナンシャルグループ」の
設立認可書を交付しました。
肥後銀行と鹿児島銀行は、鹿児島法務局に法人登記をして、「株式会社九州ファイナンシャルグループ」がスタートしました。

経営統合の背景には、今後迎える人口減少や競争ステージの変化等、環境変化があります。
そのために、盤石な経営基盤を確立し、広域化した新たな地域密着型ビジネスモデルの創造が必要となりました。

株式会社九州ファイナンシャルグループの2020年度の目標
預金残高9兆円以上
貸出金残高6兆5千億円以上
業務純益450億円以上

株式の割り当て比率は
肥後銀行の普通株式1株に対して、共同持ち株会社の普通株式1株
鹿児島銀行の普通株式1株に対して、共同持ち株会社の普通株式1.11株

九州ファイナンシャルグループの社長は鹿児島銀行の上村基弘頭取
会長は肥後銀行の甲斐隆博頭取

2014年12月末時点における肥後銀行、鹿児島銀行の資産等のデータ(平成27年3月28日南日本新聞より)
預金残高
肥後銀行  4兆49億円
鹿児島銀行 3兆5859億円

貸出金残高
肥後銀行  2兆6385億円
鹿児島銀行 2兆6210億円

有価証券残高
肥後銀行  1兆6415億円
鹿児島銀行 1兆1752億円

総資産
肥後銀行  4兆5206億円
鹿児島銀行 4兆776億円

純資産
肥後銀行  2955億円
鹿児島銀行 3118億円




経済・産業