指宿市山川にカツオ・マグロ関連の新会社設立
株式会社極洋のHPによりますと、
平成27年7月に、極洋は、指宿市山川に、指宿食品株式会社を設立しました。
カツオ、マグロを中心とする水産物加工品の製造、販売を行います。
資本金は5,000万円、代表取締役社長は、極洋の常務取締役の雲津雅行氏。
新会社設立の背景には、近年、海外まき網船の水揚げ地が静岡県焼津の一極集中から、鹿児島県の枕崎・山川への分散化が進んだことがあります。
九州地区の冷凍カツオ、及びマグロの水揚げが増加傾向にあることや、指宿市からの要請もあり、
山川地区の冷凍カツオタタキ工場の利用を前提に、冷凍カツオマグロを中心とする水産物加工品の製造を行う会社設立に出資することになりました。
株式会社極洋は、東京都赤坂に所在地があり、1937年の設立です。
平成27年3月31日現在、従業員数は578名、グループ総数は2,196名です。
水産物を中心とした総合食品会社として、調達・加工・販売まで一貫して手掛けています。
水産商事事業、冷凍食品事業、常温食品事業、物流サービス事業、鰹・鮪事業の5つの事業を行っています。
平成27年8月29日の南日本新聞によりますと、
指宿食品株式会社は、8月28日に、指宿市と工場の立地協定を結びました。
同社は、株式会社極洋と協栄鰹節加工業協同組合等が出資しました。
株式会社極洋は、30年前から南洋海域で捕ったカツオを山川港に水揚げしてきました。
協栄鰹節加工業協同組合が2013年まで稼働していた加工場を活用し、新たに高度な加工設備を導入します。
新工場は12月の操業予定で、当初は20人を新規採用する方針です。