鹿児島県はPED(豚流行性下痢)が沈静化傾向へ
平成26年6月17日集計時点での鹿児島県の死亡頭数は53,922頭
鹿児島県HP及び南日本新聞(平成26年6月19日)によりますと、鹿児島県内のPEDの状況は以下の通りです。
平成26年6月17日現在、169農場で発生を確認し、うち155農場で沈静化を確認しました。
ちなみに、沈静化とは発症・死亡豚が確認されなくなった状態を指し、農場内のウイルスの清浄化を示すものではありません。
平成26年6月17日時点で、発症頭数は260,434頭(繁殖:27,048頭,肥育:133,618頭,子豚:99,768頭)で、
死亡頭数は53,922頭です。ほぼ全て子豚です。
同年6月18日の県議会代表質問に対して、農政部長は沈静化傾向にあるとの見方を示しました。
農林水産省HPによりますと、PEDによる豚の死亡頭数が1万頭を超える県は以下の通りです。
死亡頭数が1万頭を超える県・最終確認日:平成26年・発症頭数
北海道 11,684(6月3日)59,029
青森 23,868(6月6日)125,164
栃木 33,300(6月6日)70,881
群馬 26,715(6月8日)85,257
千葉 32,579(6月6日)113,008
愛知 12,760(6月6日)20,943
宮崎 29,688(6月6日)43,386
鹿児島 50,327(6月6日)251,032