2012年の鹿児島県観光統計結果
平成25年10月16日の南日本新聞によりますと、鹿児島県の2012年の観光統計結果が発表されました。
延べ宿泊者は687万1千人で、前年比1・1%の微増です。
外国人延べ宿泊者数は17万570人。前年比83・6%増と高い伸びを示しました。
鹿児島ー台北線の就航や、香港の連続チャーター便の増加も伸びに貢献していると推測されます。
その結果、台湾が前年の約3倍、香港も倍増しました。
もっとも、昨年は東日本大震災の影響で外国人客が大きく落ち込んだこともあります。
地区別にみると、霧島が17・0%増で最も大きく伸びました。
大隅は5.7%、屋久島は5.1%増加しました。
スポーツ合宿や海外客が増加を後押ししました。
一方、種子島は修学旅行客の団体客が減り、10・8%減です。
延べ日帰り客は1334万6千人で2・5%減少しました。
東京スカイツリーの開業や格安航空会社(LCC)の就航により、県内客が県外に流れたのではないかと推測されます。
観光消費額は9・5%増の1269億円です。
日帰り客の減少分はありましたが、単価の高い宿泊客の消費が押し上げたと推測されます。