肉・野菜が豊富な鹿児島県
他県から鹿児島県に住んだ人なら、野菜だけでなく、肉・魚が豊富な土地柄だと感じるに違いありません。
農業・漁業・畜産の県であることを、体感します。
実際に統計データで見ると、鹿児島県が、全国有数の「食」の供給地であることがわかります。
日本銀行鹿児島支店の「統計データでみる鹿児島県」(2013年5月10日)によりますと、
農業産出額は、2011年度は4069億円で、全国3位です。
漁業生産額は海面のものは、2011年度は807億円で、全国4位。
海面うち養殖業は537億円で、全国2位。
となっています。
鹿児島県といえば、黒豚や焼酎を思い浮かべる人が多いようです。
たしかに、豚飼養頭数は2012年度は136万頭で全国1位。
さつまいも(甘藷)の収穫量も2012年度は32万トンで全国1位です。
肉用牛飼養頭数は2012年度は35.3万頭で全国2位です。
他県から、あまり鹿児島産を知られていないところでは、
茶(荒茶)の生産量は2012年度は26,000トンで全国2位。
かぼちゃの収穫量は2011年度は13,100トンで全国2位。
養殖ウナギ生産量は2012年度は7,184トンで全国1位。
らっきょう収穫量は2010年度は3,380トンで全国1位。
オクラ収穫量は2010年度は4,800トンで全国1位。
があげられます。
畜産と関わっているとみられるのが、飼料用作物生産高です。
牧草は北海道が収穫高1805万9千トン、鹿児島は133万5千トン、
ソルゴーは宮崎が収穫高19万8900トン、鹿児島は14万2500トンと2位です。