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垂水市平成25年度施政方針

垂水市の平成25年度施政方針は、垂水ブランド販路拡大などを市長の公約にし、安心・安全な垂水のまちづくりや、六次産業化と観光振興や子育て支援・高齢者対策の3つを重点施策としています。

垂水市HPでは、尾脇雅弥市長の平成25年度施政方針及び予算説明が掲載されています。
ここでは、平成25年度施政方針のみを、簡略にまとめてみました。

市長に就任してから二年、スピード感を重視し、積極的に解決方法を探す前向きな姿勢で市政運営を推進し、5つの公約の達成に関してまとめると以下のとおりです。

1.「安心・安全な垂水のまちづくり」
自助・共助・公助による防災意識づくり
各種防災訓練の実施、自主防災組織の組織率の向上や防災マップの配布、海抜標高表示の設置

2.「垂水ブランド販路拡大」
市長自身がトップセールスマンとして国内外で販路拡大へ努力
六次産業化へ向けて、加工場の拡充実現

3.「医療介護・教育・福祉の充実」
地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組み
子育て支援のための子育てサポーターの育成
地域子育て創生事業を導入し、巡回療育相談事業・読み聞かせ支援事業を実施
垂水中央中学校の大規模改造事業
市内の小・中学校の耐震補強事業や空調設備の設置
垂水高校存続に向け、検定料の補助や学校PRへの支援

4.「行財政改革の断行」
垂水市行政改革大綱や垂水市財政改革プログラムに基づき、広報機能の充実、民間活力の導入の推進、定員管理の適正化、財政指標の改善を継続して実行

5.「錦江湾横断道路の実現」
鹿児島県の動きを見ながら、市でも情報収集や情報共有

市政運営にあたっての基本方針は以下のとおりです。
平成24年度において、「第4次垂水市総合計画 基本計画」の中間見直し実施し、政策の内部評価・市民ニーズ把握としての外部評価・政策決定の三段階を経て、平成25年度からの「後期基本計画」を策定しました。
「後期基本計画」を柱として、各施策の着実かつ効果的な推進を図ります。
また、重点プロジェクトとして位置づけた「人口減少対策」についても、民間活力を活かしながら、対策を検討します。

平成25年度の市政運営は以下のとおりです。
平成24年度の重点施策を踏襲し、
1.「安心・安全な垂水のまちづくり」
2.「六次産業化と観光振興」
3.「子育て支援・高齢者対策」
の3つを重点施策として、邁進します。
垂水市は豊かな地域資源を有するところで、その恵みを余すことなく活用していきます。
また、少子高齢化などに起因する人口減少に取り組み、「住んでよかった」と思える垂水市のまちづくりを目指します。

重点施策について、詳細は以下のとおりです。
1.「安心・安全な垂水のまちづくり」
予防と福祉の視点に立った医療体制の整備
食育の推進
自助・共助・公助による助け合いの体制の充実
災害発生時の危機管理体制の強化(特に桜島大爆発による危機管理)

以下の道路整備の早期完成を国に要望
基幹道路である国道220号の柊原地区の拡幅
海潟地区の早崎改良
牛根麓から牛根境間の歩道整備

以下の県道改良整備の積極的な推進を県に要望
垂水南之郷線及び垂水大崎線

2.「六次産業化と観光振興」
地域資源を活用した産業の振興支援と、食材・加工品のPRの強化、効果的な宣伝や販売手法の検討
漁協および関係機関と連携し、アジア・アメリカへ積極的に海外の販路拡大
六次産業化実現へ向け、生産者への機会創出や企業農業参入への支援

観光振興では、垂水市の観光拠点の整備開発と大隅半島の玄関口という地理的特性を活かした広域観光を目指します。
教育旅行を中心としたツーリズムの推進
観光地の集客対策
スポーツ合宿誘致により、交流人口の拡大を目指します

3.「子育て支援・高齢者対策」
次世代の親教育の環境づくり
地域・職場が一体となった子育て体制の構築
子育て相談支援センターについては、拠点作りと内容の充実を図ります
高齢者が可能な限り住み慣れた地域で継続して生活できるための、地域包括ケア体制の推進
保健・医療・介護・福祉の基礎となるため、庁内でも横断的な連携推進
市民スポーツの推進については、鹿屋体育大学との連携を実現させ、効果的な施策の実現へ取り組みます